相続とは

相続とは

相続とは、人が亡くなった時にその人の財産その他の権利義務関係を、法律によって定められた一定の関係者に引き継がせることをいいます。

相続は、人が亡くなった瞬間に、何の手続きも経ることなく発生しますので、亡くなった人の財産その他の権利義務は相続人の意思に関係なく当然に引き継がれます。

相続の世界では亡くなった人のことを「被相続人」、亡くなった人の財産その他の権利義務関係を引き継ぐ人のことを「相続人」といいます。

相続の対象財産

有形・無形の財産の一切が含まれます。

相続は、プラスの財産はもちろんですが、借金や支払い義務などのマイナス財産や、裁判上の請求権なども受け継ぎます。

もしもトータルしてマイナス財産の方が多い時には、相続の放棄をしたり、限定承認の手続きにより、そのマイナス財産を引き継がないということもできます。